気胸持ちが気を付ける事はダイビングと飛行機と台風！？

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気胸の人は気圧に弱いのだろうか！？

気胸の治療が終わり退院となった時に病院の先生にこんな事を言われた記憶はないだろうか！？

まだ穴が塞がったばかりだから過度な運動は控えるように。気を付けないとまた病院に逆戻りになっちゃうよ。

あと、ダイビングや飛行機といった肺に負担がかかることも控えて下さい。

また病院で私の顔を拝むことになりますよ。

とにかく肺に負荷がかかりそうなことは避けて安静にしておいて下さいという事です。気胸はドレーンなどの自然治療の場合再発率が50％と言われていて、ふとしたことで又すぐに肺に穴が空いてしまうので気を付けましょう。

気胸の人が気を付ける事として良く耳にするのは、

＜○○で気胸が再発してしまうかも説＞

・ダイビング
・飛行機
・台風（季節の変わり目）
・運動

気胸の再発する理由としては、肺に出来たブラ（破れやすい部分）が破裂してしまう事が1番の原因なんですが、そのブラがなんらかの行動をする事で破れる確率が高まってしまうという事が良く言われている訳です。出来れば再発したくないわけですが、2度と飛行機に乗れないのも大変困りますよね！？

なのでその噂について調べて見たいと思います。

季節の変わり目や台風の影響って！？

個人的に1番体に違和感を覚える事が多いのがこの季節の変わり目や、台風の時期です。手術をして1年以内の時などに良く肺に違和感を覚えた事があります。背中の痛みだったり呼吸するときの微妙な違和感です。そして気胸なんじゃないかとすごく怖くなり仕事も度々休んでいました。

病院にいってレントゲンを撮って貰った訳では無いので気胸を発症していたかは定かでは無いですがいつもビクビクしていました。

大体あの当時は

夏に入院　⇒　春に肺に違和感を覚える　⇒　夏に入院　⇒　春に違和感を覚える　⇒夏に入院　⇒　春に・・・・・

って感じで永遠とループしていました。

あと急に体調が悪くなって会社を休んだ時も、あとでよく考えたら台風がもしかして影響していたのかな？って事もありました。頭の片隅に台風や季節の変わり目は気胸に良くないって思っている訳では無く、体調が悪くなって後でふと思ったらいつも春だなとか、あの日は台風だったなと言った感じです。

イメージとしてはこんな感じです

春まだ寒暖の差が激しい時期なので気圧の変化も激しい。その気圧が下がったり上がったりを繰り返す事で肺に圧が掛り気胸になったような感覚になってしまうのではないだろうか！？また台風でも気圧が低下すると、血管が収縮したり膨張したりしてはたまた肺にまで負担を掛けているのではないか！？

これが素人が考えた季節の気圧の変化が気胸に与える影響のイメージなんですが、ネットで調べても一向に季節の変わり目だから気胸になりやすい！と言う根拠は見当たらないという結果になりました。ただ確かに季節の変わり目に違和感を覚える方は多いようで、ちらほらその様な方を発見しました。

その中には「手術した方の胸や背中が身体がきしむ」という表現をされていた方がいましたが、まさにそれだ！って感じです。痛いっていうよりはどちかというと”骨がきしむ”って感じです。それを意識しているとだんだんに背中が痛くなりどこか呼吸も苦しくなりって感じなんですよね。

そう考えると、何かの拍子に身体を痛める事でその時の精神状態によって気胸と勘違してしまいさらに不安を煽り自分は気胸なのかもしれないと思い込んでしまう？そう考えると実は自律神経失調症なんじゃね？俺・・・・とも思いますね。

季節の変わり目は気温や気圧の変化が激しいので「自律神経」を崩す方が多いんですよね。自律神経が崩れると様々な症状が発生しちゃいます。

＜体の症状＞

・片頭痛
・体の疲労
・動機やほてり
・耳鳴りや手のしびれ

＜精神的な症状＞
・やる気が出ない
・イライラや不安感
・疎外感などの落ち込みやあせりを感じる
・ゆううつになったり感情の起伏が激しくなる

なんかこういう事も相まって異常なほどに気胸を意識しすぎてしまうのかもしれないなと思います。

春は確かに体調悪いですが僕はまだこの季節には気胸になってないので、精神的なモノが強い気がします。

追記　：　台風の日の胸の痛み

2017年9月に台風が来たのですが、その時に2日間くらい胸の痛みと脇腹痛に不安な日を過ごしました。

そもそもの違和感が台風通過の前日の夜でした。就寝時に胸の痛みで目が覚めます。気胸を再発しているのはいつも左の肺なのですが、その痛みは丁度胸の真ん中あたりでした。いつもとは違う痛みに気胸？では無いかなって思ったけど不安でしょうがなかった。

そして朝起きると脇腹？脇下？の骨がきしむ感じがずっとあって仕事中も少し息苦しさを感じました。

今回は急にやって来た痛みでしたが、前日に何かしたという訳でもないし、考えられるとしたら台風位なんですよね・・・。とにかく台風の時はこういう事が良くあります。

気胸の人は飛行機は一生乗れない？ダイビングも一生出来ない？

次に気胸になった人で1番気にされているのは、気胸になった人は飛行機に乗れないのか？という疑問だと思います。または水圧のかかるダイビングはやらない方が良いのかって事ですね。ダイビングをする人ってまだ少数派で人生でやらない人の方が多いと思いますが、飛行機はみんな結構乗るだけに気になる所だと思います。

結論から言いますと・・・・・

飛行機　⇒　気胸が完治していれば大丈夫

ダイビング　⇒　完全に気胸が治っていれば大丈夫だけど・・・

飛行機ですが、飛行機に乗ったからと言って肺が破裂するような事は考えられないそうです。しかし、気胸になった状態で飛行機に乗ると理論上は気胸が悪化するそうです。気胸になって飛行機に乗る・・・・そんな人はいないと思いますが、自覚が無いという方もおられる訳なので可能性が無いわけでは無いですよね。そして飛行機の中で気胸になってしまったら当然ドレナージの治療も受けれない訳なので大変な事になる事は必須です。なので、気を付ける事としては気胸がしっかり治っていることが大切です。気胸は特に半年以内での再発が多いそうなので、一度気胸になったら半年は様子を見てそれでも不安と言うなら医師の判断で飛行機に乗る方が無難なのかなと思います。

ただ飛行機で気胸になったという体験談は一度も目にしたことが無いですし、逆に飛行機に乗っても大丈夫でしたという方の方が圧倒的に多いです。

ではダイビングはどうなのか・・・・・

ダイビングをやると水圧で肺に穴が空いてしまうから禁止というよりは、ダイビング中に肺気胸になってしまった場合に死に至る危険性を危惧しています。水深何メートルって場所で緊張性気胸になった日には確かに恐ろしいですよね。そのために、ライセンスの発行は気胸が完全に完治しているいう医師の証明書が必要になるそうです。気胸が完全に完治しているという状態がいまいち分からないですが、多分肺にブラがないような状況を言うのでしょうか。ただ内視鏡手術をしても完全にブラを摘出できる訳では無いので難しいのかなと思います。

僕はダイビングには興味ないんでそこまでしてやりたいとは思わないですが、ダイビング好きの人お医者さんとしっかり相談して判断しましょう。

＜総括＞

・飛行機には乗っても大丈夫だけど気胸が完治してから乗る

・ダイビングをどうしてもしたい方はお医者さんと要相談

・季節の気胸かも？は季節的な体調不良が原因ではないだろうか？

今回もはっきりと疑問が解決する事はありませんでしたが、個人的には季節の変わり目は何かと不安が多い時です。

それだけは言えます！！

肺気胸の予防