病院での入院は怖いイメージがあったが、本当に恐いのはお化けじゃない！

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病院に入院するまでのイメージって！！

僕は気胸のせいで病院に5回も入院するはめになってしまった訳ですが、入院したこと無い時の夜の病院のイメージってこんな感じでした。

「病院の夜中は幽霊がうろついている・・・」

「夜中トイレに行こうものなら幽霊に取りつかれる・・・」

「病室で寝ていたら幽霊に足を引っ張られる・・・」

僕は元々臆病な性格なので、とにかく怖い話とかＴＶとか見ないように心掛けています。

もし、偶然にでも見てしまおうモノなら1週間は目を閉じてシャンプー出来ないほどにビビりです！

だって目を閉じてしまったら絶対周りに幽霊がいるじゃないですか！！

本当に恐いの苦手。

しかしそんなビビりな僕でしたが、5回も入院できました。

もし、恐がりの方で入院に不安がある人という方の為に、僕が体験した夜の病院の体験談を書いてみたいと思います。

そして、本当に恐いのはお化けなんかじゃなくて、もっと別の事が待ってるという事も紹介します。

夜の病院って思っている程怖くない

初めて入院して思ったことは、さほど夜の病院も怖くないっていう事です。

正直最初の入院で、初めての夜を迎えるのは不安でした。

しかしそこを乗り越えた時に、案外平気だぞ！っていうのが正直なところだった。

ちなみに入院したこと無いって人って、こんな恐ろしい映像を想い浮かべていませんか！？

僕のイメージはこんな感じだったんだけど・・・・・。

僕も正直こんな病院だったら、夜中トイレに行くのは無理です。

しかし実際は、夜の病院でも結構明るくてこんなビビりの僕でも夜中にトイレに行くことも可能でした。

確かに最初は少し勇気がいるかもしれませんが、2回目からは慣れたものでそんなに抵抗が無いです。

＜なぜ怖くないのか！？＞

夜中でも廊下が明るいから
人の気配を感じるから（多分看護婦さん）
病院への慣れ

夜中にトイレに行こうと思った時に、やはりシーンとした静かな環境だと怖いと思います。

だけど、看護婦さんが歩いている感じや、誰かが咳をしているとか、どこかしらに人の気配を感じれます。

個人的にはそれが安心するポイントになって、怖さが半減したのだと思います。

※ただしトイレでは鏡をなるべく見ないようにしてます

逆に突然オジサンの「うわぁぁ～」とかいう叫び声が聞こえてビビる場合もあるけど。

あとちょっと怖いなと思って毎回ドキドキしていたのが、看護婦さんの巡回でした。

僕は基本大部屋でしたが、夜中も定期的に看護婦さんが見回りに来ます。

やはり昼間も寝ているので夜中寝つきが悪い時があるんです。
なので看護婦さんが見回りに来た時に起きている事もある訳だけど
その度に良くこんな事を思ってビビってた。

「この人ホントに看護婦さんだよな・・・・・ゆっ、幽霊じゃないよな・・・・」

なんか自分の所で足音が止まると、変な緊張感に襲われるんですが完全な僕の思い込みでした。

ただ恐がりな人って、怖いイメージをするのは得意なので余計に恐くなるんですよね。

しかしその位かな、夜の病院でちょっと恐いなって思ったのは。

しかし僕を上回るビビりな人はいると思うので、怖くない入院の仕方を伝授します。

＜恐がりの人の為に入院講座＞

新しい病院に入院する、ボロは絶対ＮＧ
大部屋に入院する
ナースステーションの近くの部屋にして貰う

やはり1番大事なのは新しいキレイな病院で入院する事です。

僕もボロなＡ病院と、キレイなＢ病院に入院した事がありますが、断然B病院の方が怖くなかった。

古いという外観のせいだけで、一気に怖さが増すのでそこを1番気を付けましょう。

後は、個室より大部屋の方が色んな人がいる安心感があると思う。

逆に大部屋に一人だと怖さが増す恐れがありますけどね。

そして、人の動きが激しいナースステーションの近くの部屋にして貰うっていうのも有りだと思います。

こんな感じで意外と夜の病院も怖くないので安心してださい。

しかし、病院っていう所はやはり怖いものが付き物です。

僕は正直お化けより怖いものが病院にはありました。

お化けより怖い病院の○○って！！

僕は気胸でしか入院したこと無いのですが、気胸で入院するとお化けよりも怖い事が待っています。

なので僕は2度と入院なんてしたくないと思っている訳ですが、

ズバリその怖いものというのは【痛み】です！！

やはり気胸の入院には痛みが付き物で、お化けなんかよりも断然怖いです。

どんな痛みがあるのかというとこんな感じです。

気胸発症時の傷み

まず入院する前に、肺に穴があいた事で胸や背中が痛くなります。どんな体勢でも痛くて歩けないほどに悪化する場合があります。

ドレーンの管を体にいれる時の傷み

まず肺に管を入れる為に部分麻酔の傷みがあります。メスを入れる時は麻酔が効いているのでさほど痛くは無いですが、管をグイグイと体に刺していく嫌な感覚があります。

部分麻酔が切れた後の激痛

無事に胸腔ドレナージの治療が終わってベットに横になったあたりから、管を入れた部分に激痛がはしります。痛み止めを貰っても結構痛いので動くの大変です。

寝返りをうつ、起き上がる時の傷み

ずっと同じ体勢は辛いので寝返りをしますし、ご飯を食べる時は起き上がる必要があります・・・・ほんとにコレが大変。もう痛くて痛くて。管を入れてから2日目くらいまではコレに苦戦します。

管を入れなおす・・・・だと！！

これは1度か2度くらい経験したんですが、空気の抜けがあまり良くないという事で、管の位置を変更したいと言われました。内心「はぁ！？冗談だろ」って思っていたんですが、別室に移動して傷口をグイグイされてまた痛くなると言う最悪なパターン。

胸腔鏡手術（内視鏡）

気胸の再発を繰り返した場合にこの手術を受ける事になったんですが、術後が結構痛かったりします。チ○コにカテーテルを入れられているので、それを抜く時に痛みもあります。ただ、手術自体は全身麻酔なので痛くは無いです。ただ、寝ているだけなので。

採血、点滴

毎日の様に体に針を刺されるので痛いです。ただこれは結構慣れる。しかし痛い。

ドレーンを抜く

肺が膨らんだら肺に刺さっている管を抜くわけですが、この抜く作業も妙な緊張感があります。めちゃくちゃ痛い訳ではないけど、ちょっと痛いです。ただ管が無くなったあとあの解放感はヤバイです。

軽く思いついただけでもこんなに恐怖の体験が待っています。

単純に痛いという恐怖と、今から痛い事をされるという恐怖があります。

どっちも苦痛なのでとても苦しい入院生活になると思うので、お化けが怖いと言っていられる状況じゃないと思う。

夜中トイレ行きたいと思うじゃないですか！？

でもね痛みで起き上がる事が苦痛でギリギリまで我慢しちゃうこともあるしね。

＜総括＞

・夜の病院はかなり明るいので怖くない

・恐がりの人はなるべくキレイな新しい病院に入院しよう

・本当に恐いのはお化けじゃなくて痛みである

肺気胸の体験談