会社の人も気胸で何人も入院している
僕の会社は大勢の人が働いているので、実は気胸で入院されている方が何人もおられます。
その中で僕は気胸のスペシャリスト(入院の)としての地位を確立している訳ですが、やはり気胸の患者数って多いんだなと改めて思いました。
初めて入院した時も、同じ病棟に気胸でドレーン引いてる若気なあんちゃんがいたんですがどんだけみんな肺に穴空いてるんだよって話ですよねw
ただそうした人達と気胸の話で盛り上がれるのも楽しみの一つで、気胸あるあるのような話で盛り上がっています。
なのでそうして聞いた気胸の体験談を紹介しようと思います。
会社の同僚の肺気胸体験談
体験者 : K君 気胸発症時期 : 22歳くらい
新卒で入社してきたK君なんですが、とてもさわやか系イケメンで、身長も僕よりも高いので167p以上あるのかなと思います。なので気胸体型どストレートのK君なんですが、休みの日に急に胸が痛くなって、横になろうと思ったけど胸からボコボコという音がするような気がして、これはおかしいと思い病院に行ったそうです。たまたま家に両親がいたので送って貰ったそうですが、自力で行こうと思えばいける位の症状だったそうですがとにかくしんどかったらしい。
病院でレントゲンを撮ったら右の肺が萎んでいて気胸と診断されてそのままドレーンをぶっさされたみたいです。あの時の急展開に「まぢびびるよね」と盛り上がりました。あとドレーン治療後の痛みとか、後半結構ヒマで早く退院したかったとか意見が一致しました。あと意外とドレーンを抜く時も嫌だよねって話で盛り上がりました。あとは病院に可愛い看護師さんいた?って話とかが定番ですよねw
K君はそれから再発していないんですが、いまだに再発の恐怖におびえているようです。
体験者 : Mさん 気胸発症時期 : 40代のころ
もう仕事場でも大ベテランのMさんなんですが、体の異変に気付いたのは仕事中のことでした。もうとにかく胸が痛くて呼吸も苦しくて立っているのがやっとの状態だったそうです。その場面を目撃した同僚の証言では、胸をおさえ足を引きずるように現場を後にしたって聞いたんですが思わず「助けてやれよ」とツッコんでしまいましたね。
その状況からするに軽度ではなく中度、高度の気胸の症状に思いますね。そうなると自力での運転はきついのですが、Mさんは自分で運転して病院までいったそうです。やはり人に迷惑をかけてはいけないという意識が働くようですが、その気持ち痛い程よくわかりますね。ただ本当に危ないのでみなさんはマネしないで下さい。
そして当然のようにドレーン治療からの入院コースとなったそうです。40代で初めての気胸ってことで再発はしてないんですが、30歳を過ぎても気胸の恐怖と戦わないといけないという事実に恐怖を覚えました。
ちなみにMさんは気胸体型というには身長が低いような気がします。170pも確実に無く別に痩せている訳でもないと思う。ただヘビースモーカーなのでそれが原因?と思ってしまいました。
体験者 : 病院の隣のベットさん 気胸発症時期 : 多分40代
会社の同僚では無いんですが、この人は僕が気胸4回目の時にとなりベットで気胸で入院していた人の話です。気胸について語り合ったとかではなく、病院の先生と話している話やお見舞いに来ていた人との会話が聞こえてきて大体の状況は分かっています。最初は声だけの判断だったので若い人なのかなと思ったんですが、普通のおっさんでした。40代?すらっとした坊主のおっちゃんです。
気胸になったタイミングは会社で荷物を出し入れしてる時に胸に痛みを感じて、その後も痛みが引かないって事で仕事中に病院にいったそうです。お見舞いに来ていたのは事務のおばちゃんみたいな人で、その人に状況を話しておられたので間違いないと思います。やはり重いモノを持つときは力が入ってしまうので気胸になる事があると先生もおっちゃんに説明していました。
あと事務のおばちゃんは度々お見舞いに来ていたんですが、そのおばちゃんに「タバコ吸いたいっす」と漏らしていたのでこの人もヘビースモーカじゃね?って思ってました。あと僕と同じ日に入院して僕よりも早く退院されていきました。正直くそーっておもいましたね。
逆に気胸じゃなかった話
身体の異変に気付いてネットで調べたら「気胸」という言葉が出てきて急に不安になられる方もいると思いますが、必ずしもそれは気胸じゃやない場合もあるというお話です。
体験者 : 先輩Aさん 気胸発症時期 : 30代
仕事をしている時に別の部署から電話が掛ってきて出たら先輩のAさんでした。どうも数日前から胸が痛くてそれを同僚に相談したら『○○部署に気胸のスペシャリストがいる』という事で僕の所に連絡がありました。
僕は一通り自分が気胸になった時の症状を説明したんですが、数日前からとなると気胸じゃない可能性が高いと伝えました。もしくは気胸だったとしても軽度だと思いますと・・・。入院するレベルの気胸だと立っているのもしんどいので。しかしどうしても気になるってことで、気胸の判断は病院でレントゲンを撮って肺がどうなっているか見てもらうしかないですとお伝えしてその日は話が終わりました。
後日その部署に行った時に先輩の姿を発見したので「どうでした?」と聞いてみたんですが、病院で見てもらったら筋肉痛って診断されたそうです。ほんと人騒がせな人だと思ったんですが、そういうことってしょっちゅうありますよね。ただそうやって筋肉痛ってことが分かって安心したとも言っておわれました。やはり謎の体の異変って怖いですよね。特に気分が落ち込んでいる時なんかは悪い方に思ってしまう事が多くなると思います。
こんな感じで年に1回くらいは僕の所に相談の電話が掛ってきます。
気胸も浸透したなァ〜っと余韻に浸っている訳ですが、相談に乗った人が気胸だったことは一度もないです。
気胸という名前と大体の情報だけが知れ渡ると、逆に不安に陥る人も多くなるという事が分かりましたね。
ただ最終判断はやはりレントゲンになると思うので、気になる方は病院で診てもらうのが一番だと思いますよ。
不安な気持ちで過ごすのはとてもストレスになりますからね。
では以上が身近な人の気胸の体験談でした。
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