肺気胸の治療方法

胸腔穿刺という治療法

気胸の治療法を調べる中で胸腔穿刺という治療法を見つけました。

 

初めて聞く言葉なので、もちろん僕は経験したことの無い治療法です。

 

そして読み方さえわからないので改めて紹介したいと思います。

 

 

 

 

<胸腔穿刺(きょうくうせんし)>

 

診断や治療のために胸腔内に注射針あるいはチューブを直接挿入する方法。

 

 

 

簡単に言えば、針を使って胸腔内に溜まった空気を取り出す方法だと思われます。

 

 

 

気胸の場合はまず胸腔内にたまった空気を取り出す脱気法が必要になるんですが、主流なのはドレナージ(管)による脱気法だと思います。しかしドレナージの管って経験された方ならわかると思うんですが、結構太くて術後にかなりの痛みがあります。

 

 

 

僕もあの痛みにはめちゃめちゃ苦しめられた訳ですが、そこで5回も管を刺された経験者の僕としてはこう思うのです・・・・針のほうが痛くないんじゃね?ってことを。

 

 

 

お前はビビりかっ!?と思われる方もいるかもしれませんが

 

そりゃ痛いくないほうがいいじゃないですか!?

 

正直もうあのドレーン刺すの怖くてしょうがないんです!

 

 

 

針を刺すだけ!そんな簡単な方法があるのならそっちにしてくれよって思うのですが、まあ気胸を5回経験してこの穿刺による治療は1度もなかった事から、まあ有効ではないんだろうなという事は素人の僕にも何となくわかります。

 

 

 

ただ、なぜこの方法ではダメなんだ!!ってところが気になります。

 

往生際が悪いですが・・・・

 

 

 

ちなみに調べたところによるとこんな記述を見つけました。

 

”軽度気胸に対し胸腔穿刺を行い脱気するという方針もあるが、肺損傷のリスクが高く、安静のみで自然軽快することが多いのであまり意味がないかもしれない”

 

”速やかなドレーン挿入、なければメスとペアンで胸壁を開排、それもなければ留置針を穿刺。人工呼吸は禁忌。”

 

※日本赤十字社 赤松赤十字病院より引用

 

 

 

やはり針なので肺を傷つけてしますリスクがあるのか?

 

また細く十分な吸引ができない!?

 

もう緊急を要する場合の最終手段!?

 

といったところでしょうか。

 

 

 

実際には緊張性気胸でやむおえなく胸腔穿刺の治療を施したとしても、かならず胸腔ドレナージを再実施する事と書かれた記事を拝見しました。

 

 

 

痛みの少ない気胸の治療法がなかなか確立されない中で、なんとか苦しまずに気胸を治療できないかと調べていたのですが、今回は空振りに終わった模様です。

 

ただ気胸経験者としては言いたい!

 

気胸の治療を迫られたときに、「痛くない方でお願いします」っていう催促ができる時代に早くしてください頭の良い方。

 

以上が気胸患者の切実な願いでした。

 

 

 

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