肺気胸2回目の時の体験談｜ドレーンによる治療

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気胸1回目から1年後の夏に再発した体験談

肺気胸2回目は1回目からわずか1年での再発でした。

季節は同じ夏で、僕の一番大好きな季節なのですが2年連続で病院での生活となりました。

そして2回目ともなると1回目の時と違うのは「この症状は・・・気胸かも・・・・」と分かる事です。

自然気胸の再発の画像

モチロンそんなのは全然良い傾向では無いですが、これはヤバイって分かるようになります。

それは仕事の休憩中に異変に気が付いたんですが、背中がとにかく痛い。

呼吸もすこし苦しいっていうような症状でした。しかも前回と同じ左の肺が・・・・。

午前中はそんなに痛く無かったけど昼休憩の時に、これはイカンぞ、これはアカン奴やっ！！

って思いはじめて冷や汗が止まらなくなったのをよく覚えています。

そして僕は2回目の時は会社の先輩に「すいません、もしかしたまた気胸で入院するかもしれません・・・」と事前に長期休暇を予告しました。

そしてその予告が見事に的中して2回目の気胸で入院する訳です。

全然自慢できることではないのですが、これくらい2回目からは自分がいかに気胸なのかって分かるって事です。

やはりそれは恐怖でしかないんですけどね。

あれを経験してから左の背中の痛みと呼吸の違和感には敏感になりました。

ほんとしょっちゅう「やばい・・・気胸かも・・」って冷や汗かいてますよ。まぢで！！

ちなみに、その日は先輩に気胸かもって予告はしたもののやはり「寝たら治るかも」という事で布団に入りました。

僕は気胸かもしれないっていう最終判断はこの朝の起きた感じで確認してます。

もう起きてダメってなったら即病院です。

※本当はすぐさま病院で診てもらうのがベストです。遅くなれば遅くなるほど肺が萎んでしまい、回復に時間が掛ってしまいます。

なのでその次の朝には親に「また気胸かも・・・いやきっと気胸だ」と言い今回も自分で運転して病院まで行きました。

※出来れば誰かに乗せてって貰いましょう。大変危険です！

もう朝起きた時に分かりましたね。この肺がボコボコする感じはヤバイって。

そんときには既にかなり苦しく自分で運転するのは少し危ないかなと思ったのですが、その日は運悪く家には母親しかいなくてしかも母は運転免許持ってないんですよねｗ

なので自力でいきました。これが結構しんどかったのを今でも覚えています。

胸を抑えながらなんとか顔を上げ、事故をしないように事故をしないようにと気を付けて運転しました。

病院にもついても慣れたモノで・・・・

2回目ともなると、病院についたらまず受付で「すいません・・・・気胸かもしれません」というフレーズが自然と出てきます。

そして気胸かも・・・と匂わせる事で優先的に診断して貰えるテクニックも身に付けました。

ちなみに、去年やったばかりなので顔見知りの看護師のかたも数人目に入りました。

しかし1回目の時と違っていたのは担当医でした。

この担当医が今思えば厄介な奴だったように思います。

1回目と同じでレントゲンで肺が縮んでいる事を確認してドレーンをいれる流れになったのですが、その時担当医が言った言葉に僕は”ん！？”ってなりました。

前回は脇腹からドレーンを入れているんですが、今回は胸からドレーンを入れましょう。

その方が空気の抜けが良くて早く回復しますから。

という事でした。

でもボクとしては傷口が増えるし、胸だと傷口が目立つじゃないですか！？

なにより胸から管を入れるって・・・・脇腹よりも怖いっ！！

それは嫌だ！！って思ったんで一応ちょっと抵抗したんですがそのまま胸からドレーンを刺す事になりました。

やはり横になってドレーンを刺す場合と違って、仰向けになって胸からさす場合では怖さが違います。脇腹の場合は治療が目に入らなので、成すがままって感じですが胸からの場合は嫌でも目に入ってしまうので怖かったのを覚えています。

ちなみにこんな傷跡が今でも胸に残っています。

この右の写真の乳首の上あたりの傷後なんですが、10年たった今でも消えていません。

なんで胸から何だよと！前回と同じで脇腹からでいいんじゃんかと思ったんですが、今までに5回もドレーンを入れて胸に入れたのはこの一回だけです。

他の医者は誰一人胸から入れますって言った方はいませんでした。

本当に治りが速いのなら誰か口にしても良いはずなに・・・・今でも不信感しかないですね。あの野郎まぢで！！

胸から空けたと言っても回復が早かった訳ではなく・・・・

胸からだと空気が良く抜けて回復が早くてという話で渋々胸にドレーンを差したのに

担当医が言った言葉は

う～んなんか空気の抜けが悪いですね。

ちょっとレントゲン撮って肺がどの位膨れたか見て見ましょう。

との事だった。

結果ドレーンの位置が悪かったので別室にてドレーンの位置を少しズラしてもらいました。

穴をあけなおしたという事ではなく管の尖端の位置を移動したって感じです。

あぁ～やっぱり良く抜けるようになった！！

ってうるせー！！って感じでちょっと担当医を信じきれたない自分がいました。

あとドレーンを差している時って、管の先が肺？胸腔（きょうくう）？どっちか分からないけど当たってチクチクする感じが最初は特にします。

それが胸から空けた時はより強く感じたように思います。

管の位置によってもかなり違ってくるのかなと思うけど。

ただそこからは順調に回復したんですが、入院期間的には1回目よりも長かったような気がします。

ちょっと覚えてないんですけど。

ちなみに2回目という事もあり医者からは内視鏡の手術の話がでました。

気胸を何度も再発する方は、肺にブラと呼ばれる破れやすいイボみたいなのが出来ているんですよ。

それを放っておくと今回穴が塞がってもまたそのブラから穴が空く恐れがあるので、それを取り除く内視鏡という手術の道もありますが？

どうしましょう？

あくまで提案という形で強く勧められるという形ではありませんでした。

しかし全身麻酔ってことや手術室で大掛かりな手術って事を考えるととても怖かったので、その時は「次回もし気胸になったら考えます」と答えておきました。

結果的に僕は2回内視鏡をやっている訳ですが、今でもやれと言われれば嫌ですね。

5回目の時には結構しんどい思いもしたので。

とりあえず2回目はこんな感じでした。

思い出すのはやはり胸から入れらたドレーへの不信感と、気胸になる数日前に好きだった子に告白するもフラれたことですかね・・・・。

まあこれは関係ない事でしたねｗ

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