肺気胸の治療費・手術費用と損をしない為の2つの大事な事！

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気胸で入院、手術した時の気になる治療費

肺気胸で１週間程度入院すると約10万円程度の治療費が請求されます。

また、内視鏡の手術など受けると30万円近い請求になります。

僕も初めて気胸になった時はドレーン（胸腔ドレナージ）治療+1週間で7万～10万くらい請求された覚えがあります。

しかもそん時金欠で姉に建て替えて貰うと言う不甲斐なさぶりを発揮してしまいました・・・。

気胸になるとそんなに治療費高いんだ・・・と、ビックリされる方もいると思いますが、2回目から保険に入っていた、高額療養費制度というモノの存在を知った事によりプラスに転じる事もあるほどにお金のことには苦労しなくなりました。

気胸の事でお困りの方は必ずこの2つの事は周知しておいた方が良いでしょう！！

生命保険に加入しておく！

胸腔ドレナージは手術ではなく治療の一部なので保険の対象外になると思うのですが、1日5000円といった給付金が貰えるのでそれが1週間となると35000円程になります。また内視鏡手術を受けた時は何だかんだで20万位は給付金を貰ったと思います。気胸は再発率の高い病気なので生命保険に加入する事をお勧めします。また気胸になった時の事を想定して保険屋に相談しておくと良いでしょう。

高額療養費制度

これを知らないと大損してしまうほど大切な制度なんですが、1ヵ月の治療費が上限を超えた場合はそれ以上払わなくよいという制度です。収入よっても違うんですが、大体6万～8万を超えて支払いした場合はしっかり申請することで金額が返ってきます。また、最初に申請しておいて病院で支払いの時に差引金額のみ払えば良いようにすることも可能です。

ただ1ヵ月の治療費なので4月10日～4月17日まで入院して10万円ならＯＫなんですが、4月28日～5月3日に退院となると月をまたいでしまうので4月分の治療費5万/5月分の治療費5万となり高額療養費制度の申請基準を満たさない為に大きく損をしてしまう場合がありますね。

⇒高額療養費制度とは！？

1回気胸になって思った事は、やはり知らないと大損をするなという事です。

例えば内視鏡の手術を受ける時に日程をある程度決めれるのであれば、高額療養費制度の事もあるので得をする方で受ける事が出来ます。

この制度をうまく活用して少しでも自分が得するように努力しましょう！！

大まかな気胸の医療行為の治療費

気胸で入院すると胸腔ドレナージ（ドレーン）の治療や胸腔鏡下手術（内視鏡）の他に、レントンゲンを撮ったりＣＴ検査をしたりと色々医療行為が発生します。

その金額の内訳をざっと調べてみました。

入院しながら、あぁこれが何円であれが何円でと計算するのも体に触りそうですが一応。

あとでビックリしないように。

ちなみにざっくりなどでそこら辺お願いします。

胸腔ドレナージ（ドレーン）	5,500円
X線写真撮影/診断	1,530円
CT検査撮影	13,500円
胸腔鏡下手術（内視鏡）	560,250円
開胸手術	200,200円
全身麻酔	67,100円
食事代(１日）	大体800円
差額ベッド代(１日）	大体5,000円

※赤文字は保険対象外で、差額ベット代というのは個室のことをいいます。

こうやって調べて見ると胸腔ドレナージって結構安いんだなって分かるし、内視鏡は50万かよって感じですげービビりますよね。

ただ健康保険加入者は3割負担なので18万円程度です。まあそれでも高いんですけど。

そして何だかんだで手術を受けたら3割負担でも20万～30万くらいの請求になる訳です。

それを全額払っていたら一気にお金が飛んでしまうので、高額療養費制度や生命保険で補いましょうって事です。

病院や看護師の方によって違うのかもしれませんが、わざわざ高額療養費制度の事を教えてくれる方はいませんでした。

僕も2回目退院して会社の先輩に『高額医療請求したか？』と聞かれて何だそれっ！？って事で慌てて申請した程です。

なんでこういう大事な事を学校で教えずに無駄な事ばかりを教えるんだ！と社会に小言を言ったこともありますが、社会というのは無知な人には厳しいものなんですねと痛感させられました。

みなさんは損をしないようにしっかり勉強して準備をしておいて下さい。

＜総括＞

・胸腔ドレナージ+1週間で大体7万～10万くらい

・内視鏡手術を受ければ大体20万～30万くらい

・再発率の高い病気なので生命保険には入っておくべき

・高額療養費制度で上限を超えた場合はお金が返ってくる　←大事

肺気胸の治療方法