カバーリング法という気胸の肺を強化する治療法が存在する

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カバーリング法とは！？

肺気胸はとても再発率の高い病気なのですが、再発しない工夫も開発されています。

それが「カバーリング法」という治療方法なんですが、簡単に説明するとあの有名なロールプレイングゲーム「ドラクエ」の呪文スカラと同じような効果があると思って下さい。

＜スカラの効果＞

味方一人の守備力を上げる呪文

つまり、肺の守備力を上げて気胸の再発を防ぎたいという事が言いたいのです。

ちなみにＭＰ（マジックポイント）は消費しないですが、医師の腕が試される治療になるかもしれません。

ちなみに僕もこのカバーリング法を受けてます。

多分、内視鏡の手術の時に2回やって貰っているはずです。

そうです・・・・2回です！！

なのでカバーリング法をやったからと言って絶対再発しない訳では無いという事です。

それではこのカバーリング法とはどういう治療法なのか、素人の僕は何となくで説明してみます。

カバーリング法の治療方法

このカバーリング法は正式名称があるそうで、「Ｔｏｔａｌ　Ｐｌｅｕｒａｌ　Ｃｏｖｅｒｉｎｇ術（ＴＰＣ）」です。

僕は英語の苦手で、大体10点～40点を行き来してたので意味はよく分からんが、なんかカッコイイですよね！

そしてこのカバーリング法を開発した方は玉川病院気胸研究センターの栗原正利医師で、気胸の事を調べていると良くこの先生の名前を目にするので気胸に関してとても詳しいのだと思う。

そして僕が初めてカバーリング法の治療を受けたのは、肺気胸3回目の時の胸腔鏡手術(内視鏡）の時です。

胸腔鏡手術(内視鏡）とは、脇腹辺りに小さな穴を3つ空けてそこからブラを切除する手術です。

なのでカバーリング法というのは手術単体という訳では無く、内視鏡でブラを切除した時についでにこのカバーリング法を実施する。というイメージで良いのかと思います。

ちなみに昔の記憶を遡ると、先生にこんな風に説明を受けたような気がします。

オラっちさん、今回は内視鏡で肺に出来た薄い部分のブラを切除する訳ですが、その時に一緒に肺に薄いシートを張って再発しにくいようにします。

この薄いシートは湿布のようなモノと思って貰っていいですが、肺に厚みが出て肺が割れにくくなります。

そしてこのシート自体もも時間と共に肺に吸収されるので安心して下さい。

それでは頑張りましょう！

確かこんな感じで説明を受けたと思うんだけど、湿布？とは言ってなかったかな。

僕が勝手に湿布を貼るようなイメージをしていただけかもしれない。

しかしそれを聞いた時は、「それ最強ジャン！！」って胸が高鳴りましたよね。

だってそうでしょ？分厚い方が割れにくいに決まってるんだから！（素人発想）

ちなみに肺に貼るシートはモチロン湿布ではありません。

＜セルロース素材の網＞

ブラ切除後に貼るシートはセルロース素材のメッシュを貼るそうです。このメッシュは大体1ヵ月程度で肺に吸収されるようで、セルロース素材のメッシュを使用する訳としては、手術後の肺の癒着が少ないというのが理由だそうですが、どこの病院でも同じ素材を使用されているのかは分かりません。なので手術を行う場合には医師に確認を取った方が安心ですね。

このカバーリング法を実施した時の気胸の再発率は3％とかなり効果的です。

しかし、現状ではメッシュの素材だったり医師の腕によっては再発上がる可能性があるみたい。

ただ癒着も少なく再発率も下がると言うならぜひ試してみたい治療方法になると思う。

ちなみにカバーリング法を実施した方で再発してしまったという人の中には、メッシュで補強した以外の所にブラが発生してしまって気胸を再発してしまったという方がおられました。

僕も実際のカバーリング法の詳しい治療方法までは分かりませんが、肺の表面全体をメッシュ素材で覆うのがカバーリング法と説明されているので、補強した所以外という表現がなのがイマイチ良く分からないのです。

？？？？？

そもそも僕も肺全体を補強するのではく、部分的に補強するものだと思っていたので、どっちが正しいのだろうか？

もし詳しい方おられた教えて下さい。

ただこのように、気胸の再発率を下げる方法というのが確立されているのは実に有り難い事ですね！！

しかし欲を言えば気胸を再発させない飲み薬のようなモノが開発してくれる事を切に願っております。

手術はめっちゃ怖いし、やっぱり痛いしお金も掛るので。

頑張れニッポン！！ヨロシク頭のいい人！！

肺気胸の治療方法