肺(自然)気胸とに似た病気とは

肋間神経痛の症状は気胸と似ているのか!?

気胸と良く似た症状がある病気として良く目にするのが、肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)です。

 

最初病名が難しくて読めなかったんですが【ろっかん】と読むそうです。

 

 

 

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)の肋間とは肋骨(ろっこつ)のことを指し、肋骨(ろっこつ)に沿って走る神経が痛む症状のことを言うそうです。なので僕は最初病気と言う表現をしましたが、肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は病気では無く頭痛や腹痛といったような症状と同じ部類になるようです。

 

 

ちなみに肋骨(ろっこつ)っていってますけど「あばら骨」と言った方が分かり安い方いますかね?たぶんどちらも同じです。あの胸を覆う湾曲した左右に12本ある骨です。そこに沿うように肋間神経が伸びています。

 

汚い画像でスイマセンがイメージはこんな感じになると思います。

 

 

自然気胸に似た肋間神経痛の画像

 

 

 

 

それでは実際に肋間神経痛の症状がどれだけ気胸に似ているのか調べて見ましょう。

 

 

 

<肋間神経痛の症状>

 

痛む場所

痛みが出る場所は胸、脇腹、背中が多く左右どちらかに起こる事が多い(左右に出る場合もあるらしい)。

 

痛みの間隔

痛みの間隔は短く数十秒程度で長くても数分だそうです。その短い痛みが何度も繰り返します。

 

痛みの程度

軽い症状では筋肉痛程度の痛みですが、重い症状になるとズキッとしたような刺さる痛みで、その場にうずくまってしまうほどの痛みが出てします場合があるそうです。かなりの激痛を伴う場合もあるという事を覚えておいた方がよさそうです。

 

 

 

胸や背中の痛みというのは確かに一致するような気がするし、左右どちらかが痛くなるというのも気胸と勘違いしやすいポイントになりそうですね。しかし鋭く短時間な痛みが定期的に来るという所は少し違うような気もしますね。

 

 

気胸はどちらかというと、肺に穴が空いて胸腔(きょうくう)に漏れ出す空気の量が多くなれば症状も重くなってくるので、徐々に痛みが増してくるって感じのような気がする。症状が出たり消えたりって感じでは無いのでそこが見分けるポイントなのかなと思います。

 

 

ちなみに肋間神経痛がよく発生すると言われれいる動作があるようで、重いものを持ち上げる時や姿勢を変えた時、あと呼吸をした時に痛みを感じる事が多いそうなので参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

肋間神経痛の原因とはなに?

僕もたまに脇腹や背中に痛みを感じる事が多いのですが、この肋間神経痛の原因って一体なんなんでしょうか?

 

もし度々おこる痛みが肋間神経痛で、それを気胸と勘違いしてビクビク怯えていたのならぜひその原因を解消したいのですが!!

 

 

 

<肋間神経痛となる原因>

 

原発性肋間神経痛

肋間神経には全く異常がなく原因が不明な場合がおおいそうです。ただ不自然な姿勢や運動不足や疲労などで突然起こる可能性がある。

 

続発性肋間神経痛

もう一つは明らかな原因がある病気やケガなどによって痛みを発生する場合。肋骨骨折(ひび)や交通事故などの衝撃やガンなども影響してくるようです。

 

ストレス

ストレスの影響で背中に緊張が走り、そのせいで痛みが発症してしまう場合もあるそうです。病気には必ずと言っていいほどストレスが付き物ですがここでも登場しました。

 

 

肋間神経痛の場合は病院にいっても大概の場合は原因不明と言われるようですね。

 

「たぶん神経痛でしょう」またはうまく症状を伝える事が出来なければ筋肉痛と診断されてもおかしくないですね。

 

 

しかし肋間神経痛となる原因として、長時間のデスクワークも該当するようです。長時間同じ姿勢で肋間筋が緊張して固くなる事で、肋間神経を圧迫して肋間神経痛を引き起こすことがあるそうです。実は僕も休憩を取らずにパソコンに向かって2時間とか普通にあるんですが、そん時に内視鏡手術した左側の脇腹付近が痛む事が結構あります。

 

 

もしかしてこれ?ってくらいに疑わしいすな。

 

 

 

 

 

肋間神経痛の治療法や治し方

肋間神経痛は病気では無いってことはそんなに大掛かりな手術とかにはなりそうにないイメージですが一体どんな治療方法があるんですかね?

 

 

正直痛いのは嫌だけど、ずっと治らないのも嫌かな。

 

 

 

 

<肋間神経痛の治療法>

 

受診するのは何科なのか?

もしかして自分は肋間神経痛なのか?そう思われた方は内科か整形外科を受診しましょう。

 

肋間神経痛の治療法

肋間神経痛の疑いがある場合は基本的に鎮痛剤を処方して貰うか、湿布で様子見と言う至って簡単な治療法となります。ただコレはその場しのぎの痛みをとる治療で原因を解消するような治療法ではないですよね。痛みが長期的に続く場合などは局所麻酔薬を使用して痛みをとる処置をとられる場合もあるそうです。

 

 

 

肋間神経痛にはこれといった治療法はないみたいで自然治癒が基本って感じですかね。

 

 

胸の痛みで気胸かもしれないと思って病院に行かれても、レントゲン、心電図、聴診など検査で異常が無ければ肋間神経痛と判断されるかもしれないという事ですね。

 

気胸よりも症状は軽いようにも思いますが、原因が不明で長期にわたって痛みと戦っておられる方もいるという事で憂鬱になる症状には変わりないのかなと思います。

 

 

あとはストレスの無いように生活習慣を見直すとか体を冷やさないって事がこの神経痛を抑える手段となるそうです。ストレス社会の中でストレスを受けないの事は無理なのでうまく発散することがポイントなのかなと思う。後は長時間のパソコンとスマホで猫背っていう現代あるあるを気を付けようかな。

 

 

 

 

<総括>

 

 

・胸、脇腹、背中にズキッとするような痛みがある

 

・痛みは短時間で反復的

 

・原因は不明な事が多く病院でも痛み止めや湿布が処方される

 

・気を付けるべきはストレス、体の冷え、姿勢

 

 

 

中には気胸で内視鏡手術後に肋間神経痛の症状に悩まさている人が多いように思います。内視鏡手術は肋骨と肋骨の間から胸腔鏡を挿入しているのでその影響も大きいのかなって思います。確かに手術後はピキっていう感じの痛みは当分残りますからね。それだけに肋間神経痛は気胸とも似た症状と言えるのかなと思います。

 

 

 

 

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