命に関わる！？緊張性気胸と自然気胸の違いの解説

自然気胸とは違う？緊張性気胸とは！

僕は今までに自然気胸にしかなった事が無いのですが、気胸の種類でも紹介したんですが気胸には命に関わる可能性がある”緊張性気胸”という種類があるそうです。

気胸って命に関わるほどの重大な病気だとは思ったこと無いので、最悪の場合死に至ると言われたら怖いですよね。

そして気胸を発症したら誰でもこの緊張性気胸になる可能性があるという事なので、万が一の場合に備えて知識はしっかり持っておいた方がよさそう。

僕は30代に突入して再発は無いのかなって自分で勝手に決めつけてるけど6回目の可能性も十分にありえますからね。

＜緊張性気胸ってなんだ？＞

”なんらかの原因で肺に穴が空き、空いた穴から胸腔内に空気が漏れて肺がしぼむ現象のことを緊張性気胸といいます。肺から漏れてきた空気が胸腔内にたまる事で、胸腔内の圧力が高くなって肺や心血管を圧迫するのが緊張性気胸です。症状の進行が速く、時と場合によっては生命の危険を脅かす病気です。

何かこう言われてもイマイチ自然気胸との違いが分かりにくいような気がしますが、それは僕だけでしょうか？

気胸も肺に穴が空いて空気が漏れる事が原因だし、なんで急激に症状が悪化するのかいまいちピンときませんね。

なので自分なりに調べて”自然気胸”と”緊張性気胸”の違いを解説してみたいと思います。

僕は医者ではないのであくまで調べた結果になりますがご了承ください。

緊張性気胸と自然気胸の違い

＜自然気胸の場合＞

【自然気胸のポイント】

自然気胸は肺に穴が空くとそこから胸腔内に空気が漏れます。しかし、漏れた空気は胸腔内に溜まりますが、肺にも逆流するとの事です。空気の流れが一方通行では無く行ったり来たりできる状態だそうです。

＜緊張性気胸の場合＞

【緊張性気胸のポイント】

緊張性気胸は自然気胸と違い、胸腔内に漏れた空気が出ていかず肺や心臓を圧迫してしまうそうです。これが大きな違いになります。なんらかの原因で、穴が空いた部分が逆止弁のようになり肺⇒胸腔への一歩通行で空気が溜まり続けるそうです。確かにそんな状態が続いたら胸などが圧迫されて一気に容体が悪化する事が素人の僕にも容易に想像できます。

【そしてポイント②です】

自然気胸も外傷性気胸も、そのほかすべての気胸が緊張性気胸に移行する可能性があるって事です！自分には関係ない事だと思わず気胸の再発で何度も苦しんでいる方は十分に気を付けた方が良いでしょう。明らかに気胸の症状が急激の場合はすぐに救急車を手配するなどの処置が必要だと思います。

【そしてポイント③です】

緊張性気胸は胸腔内に溜まった空気が逃げないと先程説明したんですが、空気が逃げないという事は必要以上に空気を送り込むのは危険です。なので身近な誰かが緊張性気胸になった場合などに人工呼吸するのは絶対ＮＧとなります。逆に胸腔内の圧力を高める結果となり逆効果になります。しかし身近な人が急に倒れて意識が無いとなれば・・・・そこら辺の判断はとても難しいような気がしますね。

【緊張性気胸の症状】

緊張性気胸の症状は自然気胸の症状と基本同じです。胸の痛みや呼吸困難やチアノーゼの症状です。しかし緊張性気胸の場合はその症状の進行度は早く意識レベルの低下などの症状に発展していくそうです。胸腔内に空気が溜まる事で胸を叩くとポンポンという音がするのも特徴的だそうです。

【緊張性気胸の原因】

どんな気胸からも緊張性気胸になる疑いが有る為に、自然気胸や外傷気胸と同じくブラの破裂や外傷による肺の破裂などが第一の原因です。そしてなんらかの理由で逆止弁（チャックバルブ）になってしまう事が大きな原因となります。

＜総括＞

・胸腔内に空気が溜まり続け肺や心血管を圧迫する

・症状は自然気胸と同じだが症状の進行が速い

・緊張性気胸の時は深呼吸はＮＧ

・どの気胸もこの緊張性気胸になる可能性がある

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