気胸に予防法はない!?
気胸というのは肺に穴が空いてしまう病気で、とても再発率の高い病気です!
僕は気胸を何度も再発させてしまった訳ですが、そんな気胸は予防が出来ない病気とされています。
肺に自然(突発性)に穴があくから予防するのは難しい・・・・
ブラの発生原因が分からないので、完全に再発を予防することは難しい
しかし、だからと言って何もせずにただただ気胸になるのを待つのは僕の性に合いません。
なので、気胸にならない為に色々やってみた中で「これはどうだろうか?」と思ったモノを紹介します。
そして、万が一気胸になった時の備えも合わせて紹介しておきます。
ガリガリから細マッチョになって気胸を予防!
これは有名なのですが、気胸には発症しやすい人の特徴があります。
<気胸になりやすい人の特徴>
・10代〜20代の若い男性
・身長が高く痩せ形の人
ということは、ココを改善すれば肺気胸になりにくんじゃないか!?そう考えた事がある人は多いはず。
年齢は加速的に増やす事は出来ませんが、体重なら努力すれば増やせるんじゃないか!?
僕もそのように考え、気胸2回目後にスポーツジムに通い肉体改造に励みました。
その結果・・・・
長年悩みだったガリガリ体質を細マッチョにすることは・・・・・・出来ずッ!!断念!
残念ながらその時は無残にも失敗に終わってしまいました。
僕は身長176pの52sで、アバラが見え胸板も凹むくらい薄いみすぼらしい体でした。
太りたい!と他の人に相談すれば、
『太りたいとは贅沢な悩みだな』
『おれのお肉を分けてやりたい』
『肉食え、肉っ!!そんで寝ろ!!』
と言われるのが毎回の定番で、心の中では「そんな事で太れるのなら苦労はしない!」と思ってました。
太りたくても太れない人には分かるかもしれませんが、食べてもウ○コが沢山出るだけだし、毎回ゲロ出そうになるまで食べるのは凄く辛い。
そして、ちょっと増えたと思っても少しでも油断とするとアッという間に元に戻る。
というか風呂入ったら一気に体重が落ちるのは僕だけでしょうか!?
そして筋トレしても全然筋肉がつかない・・・・・ううっ。
まさに八方ふさがり。
痩せたいと思う人から見れば簡単な悩みに思うかもしれませんが、太っている人が痩せたいと思うのと同じくらいに深い悩みですよね。
しかし、現在僕の体重は60sまでに増えました。
5回目後の手術後に筋トレを見直し、ウエイトUPを真剣に考えた結果です。
とりあえず効果が大きいと思ったのが、当時はまだ物珍しかった『筋トレサプリ』です。
筋肉マニアの友達に勧められ飲み始めたのがキッカケだったんですが、長く飲み続ける事で徐々に体重が増えて行き今では60sで安定しています。
僕が現在飲んでいるのは「バルクアップHMBプロ」というサプリですが、
筋肉を増やすHMB以外にバランスよく栄養が補え、筋トレ初心者向けのサプリと言えます。
しかし飲むだけで筋肉が増えると勘違いされている人がいますが、それは大きな間違いです。
筋トレしながら飲み続けてこそ効果が発揮させるので注意してください!
と、もう一点注意する点としては、
気胸が完治してから1ヵ月くらいは筋トレはしないで下さい!
気胸の予防として筋トレしたら、無理して再発してしまったら元も子も無いので。
ちなみに筋トレしてウエイトUPに成功したからと言って気胸の予防になるかは正直わかりません。
ただ、最後に気胸を発症してからの変化として体重が52sから60sに増えた所に注目して、
「これはもしや!!」と思ったというだけです。
医学的根拠は一切ないのでよろしくお願いします!!
ただ予防以前のまえに気胸=ガリガリの人が多いと思うので、筋トレを始めてみるのは良いのかなって思う。
今では体に対するコンプレックスも無くなりましたし。
なので、是非チャレンジしてみたい!という方はコチラの体験談を参考にしてみて下さい。
【肺気胸克服の為に筋トレをしようとスポーツジムに通った失敗談と成功例!】
なにかの参考になればと思います。
信頼できる病院での内視鏡手術でブラの切除!
気胸の予防というよりは再発させない為に!という感じですが、
2回も3回も気胸を再発されてその度にドレーンのみで治療された方は、内視鏡(胸腔鏡)手術を検討された方が良いと思います。
内視鏡(胸腔鏡)手術とは、肺にできたブラと呼ばれる風船の様なものを切除する全身麻酔の手術です。
<内視鏡(胸腔鏡)手術のイメージ>
ブラはとても割れやすいモノなので、ブラがある限り何度も再発してしまう可能性が高いと思います。
どんなに気胸の予防に力を入れても、ブラがある限り再発する確率が増えるような気がします。
ちなみに僕もこの内視鏡(胸腔鏡)手術を2回も受けています。
気胸3回目と気胸5回目にです!
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いやっ、再発してるじゃん!!
みなさんそう思われるかもしれませんが、当の本人もそう思いました。
正直僕もガッカリしたので、4回目の時は手術を拒否しました。
しかしすぐさま5回目が再発したので嫌々手術を受ける事になったのですが、それから再発してないです。
これを踏まえて考えて見たんですが、手術を受けた病院が違うという事を思い出しました。
3回目はA病院、5回目はB病院。
県内でもB病院の方が有名で、大きな病院になります。
そして【気胸の診療科は何科を受診?あと気胸で有名な病院はどこ?】でも紹介しているんですが、B病院の方が治療実績が豊富で、A病院の方は「『Caloo(カルー)」のサイトでもランク外という事が分かりました。
つまり、病院でも上手い下手があるんじゃね!?って事です。
もし気胸の再発に苦しんでおられる方がいたら、内視鏡(胸腔鏡)手術の検討と、治療実績豊富な病院をチョイスする事をお勧めします!!
ドレーン治療と内視鏡(胸腔鏡)手術では再発率に大きな差があるので。
気胸に備えて準備しておくもの!
最後にですが、冒頭で気胸の予防法は無い!難しいと言いましたが、何度も気胸で入院すると多額の医療費が発生してしまいます。
<肺気胸の治療費>
@胸腔ドレナージ+1週間で大体7万〜10万くらい
A内視鏡手術を受ければ大体20万〜30万くらい
ざっとですが1回の入院でこんなに医療費がかかります。
つまり僕は@を3回、Aを2回やっているので60万〜90万も払っている事になります。
しかし、肺気胸は再発率の高い病気だけに事前にしっかり準備しておくことで、お金に関しては何とかなります。
その準備しておくものってのがこの2つです!
生命保険
高額療養費制度の知識
生命保険はみなさん分かると思うんですが、高額療養費制度については知らない方も多いと思います。
この高額療養費制度については知らないと大きな損をするのでしっかり勉強しておきましょう。
もし「えっ、そんなの知らなかった!?」という方がおられたら2年さかのぼって申請できるので今からでもしっかり勉強して、早めに申請しましょう!
ざっくり簡単にいうと、○万円超えた医療費の差額分が返ってくる!という制度です。
10万だろうが、100万だろうが、基準より超えた額が返金されます。
という素晴らしい、そして知らないと損をする制度なのでしっかり勉強しましょう。
・肺気胸は再発率が高い病気なので生命保険に入っておくことが重要!!
・高額療養費(医療費)制度で気胸の治療費を最大限抑える方法!!
という事で、一般的に予防法がないとされている気胸ですが、
僕が感じた気胸を再発させない為の方法や、お金に関する大切な事を書き上げました。