肺気胸の再発に苦しむこと5回

肺気胸に5回もなるという不運の元生まれたオラっちです!!

う・・・・胸が痛い・・・呼吸も苦しいぞ・・・。

 

そんな苦しみからネットで検索して「肺気胸」や「自然気胸」という言葉を発見して、気胸ってなんだっ!!って事でこのサイトにいらした皆さん!!

 

初めまして私が気胸のスペシャリストのオラっちです!

 

 

オラッチの画像

 

肺気胸って何だっ!?

 

最初に気胸になった時の僕は、初めて聞く症状に頭の中は???だったのですが、

 

 

肺気胸(自然気胸)とは

 

肺に穴が空いて、息を吸っても肺から空気が漏れてしまう病気です。

 

10〜20代の痩せ形の男性に多く発症し、自然に肺に穴が空くことから自然気胸とも呼ばれています!!

 

 

そんな気胸を何度も再発させてしまった僕は、肺気胸を治す事のスペシャリストではありませんが、気胸を5回も再発させたいわゆる気胸で入院のスペシャリストです!!

 

20歳の時くらいに初めて肺気胸になり、それから1年置きに気胸になった僕は、気付けば5回も入院してしまいました。

 

 

「え????・・・・5回もなったの!?」

 

と、驚かれる方もいるかもしれませんが、肺気胸はとても再発しやすい病気なので、普通に3回とか4回とか経験している方は多いんですよね。

 

なかには自宅療養も合わせて10回以上なったと豪語する賢者の方も存在してます。

 

ちなみに、淡々と語っていますが、ほんと自分の体は呪われているんじゃないかと、自分の運命を呪ったこともある位苦しみました!

 

 

 

そんな再発率の高い気胸なだけに、入院する度にドレーンを抜き差ししたり、内視鏡手術も繰り返した結果、僕の体にはこの様に肺気胸戦士の傷跡が無数できました。

 

 

気胸の内視鏡手術の画像

 

とても生々しい傷ですよね?

 

この写真は最後に内視鏡の手術をしてから5年は経過しているので、まだ傷は薄くはなっているんですが、退院直後はもっとすごいです。

 

そして、何度も気胸を再発させてしまうとこの写真のようになってしまうのです!

 

 

僕は皆さんの気胸を治せる訳では無いですが、何度も気胸を再発させた事で、気胸の苦しみについては嫌と言うほど体験してきましたし、人よりも肺気胸について熱く語れる程詳しくなってしまいました。

 

再発させない為に予防出来ないものかと努力もしてきました。

 

このサイトは、そんな20代を「気胸」という病気と闘った男の体験談と思って読んでみて下さい!

 

 

 

 

肺(自然)気胸とは一体どんな病気で、どんな症状が発生するのか!?

肺気胸とは最初にも紹介しましたが、肺に穴が空いてしまう病気です。

 

気胸、肺気胸、自然気胸と呼びかたがそれぞれありますが、どれも同じと思って下さい!

 

そして、気胸を発症しやすい方の特徴してはこんな感じです。

 

 

<気胸になりやすい方の特徴>

 

・10代から20代の若い男性

 

・背が高くてスラっとした細身体系の方

 

・一度気胸を発症させた事のある方

 

以下の特徴から「イケメン病」とも言われている気胸ですが、イケメンしか掛らない病気ではありません。

 

そしてこれはあくまで気胸になりやすい方の特徴であって、歳をとったら発症しないとか、太っていたら絶対ならない!とかではなく、あくまで発症しやすい人、しにくい人がいるという体質の問題です。

 

 

 

ちなみに気胸で苦しんいる人の割合は人口10万比に対して40人〜50人という統計があり、その再発率は脅威の50%という恐ろしい数字が叩き出されています。

 

 

 

そんな沢山の方が発症している肺気胸(自然気胸)ですが、肺に穴が空くとどうなるのかと言うと、肺が収まっている胸腔(きょうくう)と言われる場所に空気がたまり肺が膨らむことが出来ずどんどんしぼんでいきます。

 

言葉では分かりにくいと思うので図を作成してみました!

 

 

 

肺気胸のイメージ

 

左が正常な肺の図で、右が気胸によって肺に穴が空いた状態です。

 

この青いのが肺の穴から漏れた空気と思って下さい。

 

 

 

肺気胸の画像

 

 

こうしてみると胸腔(きょうくう)に漏れた空気がたまる事で肺がどんどんしぼんでいく事が想像出来ますかね!?

 

空気が溜まることで胸腔内の圧が高くなり肺がしぼんでいきます。

 

これが胸や背中の痛み、そして呼吸困難に落ちいっている訳なんです。

 

 

 

 

ではもしかして自分は気胸なのではないか!?
と思われて来られた方の為に、早速その胸の違和感は気胸なのかチェックしてみましょう!!

 

僕の場合は気胸の疑いがあるのかなと思ったらこのような症状が現れます。

 

 

気胸の症状

 

自然気胸の症状の画像

 

 

 

1、背中の痛み

 

2.、胸が痛い

 

3、呼吸が苦しく胸からボコボコという音がする

 

4、横になると苦しく起き上がったり座ったりするのが困難

 

5、足の指の爪が紫になる(呼吸困難によるチアノーゼと思われる)

 

 

症状をもっと詳しく

 

女性の方はコチラを参照

 

 

 

僕の場合は1から順に症状が出て3、4位になるともうアウトって感じです!

 

歩くのも、横になるのもしんどくて、ソファの肘掛けに座っているのが1番楽でした。

 

 

 

 

そして僕は、毎回左の肺に穴が開くので左の背中の痛みと呼吸に違和感が出ます。
背中や胸の痛みは生活の中で多々あると思うで正直頻繁にドキッとしています。

 

 

なのでそういう時はまずツボ押しで背中の痛みを取り除くことにしています。
これが結構すごくて気胸などの理由でなければ一瞬で背中の痛みが消えます。

 

意外と凄い背中の痛みがスッと引く足つぼマッサージ

 

 

ちなみに肺気胸の症状があった場合は、病院で一度診察してもらった方が良いと思います。

 

 

なぜなら、肺気胸は病院でレントゲンを撮って貰わないと判断出来ないからです!!

 

 

 

肺に大きな穴が開くと痛みと呼吸困難で歩くのも大変なので早めに行動しましょう。

 

気胸も早期発見、早期治療が早く治すコツです。

 

 

 

ただ病院に行く判断は少し難しいかもしれませんね。
なので僕が初めて気胸になった時の感じを参考にしてみてください。

 

 

  • 明らかにコレはおかしい!!
  • どんな体勢でもつらい!!
  • 寝て起きたら症状が悪化していた!!

 

 

って感じで、とにかく「これはもう絶対に病院にいかないとイケないやつだ!」というのがハッキリ分かる程でした。

 

すいません。早速参考になりませんでしたね・・・・・。

 

 

 

ちなみに何科に行けばいいの??
って方はとりあえず内科、もしくは呼吸器内科に受診しましょう。
しかし、明らかにこれはマズイって場合は入院の可能性が高いので入院施設のある病院を選ぶと良いと思います。

 

 

 

「大きな病院だと受付で待たされてしまいそう・・・」

 

と思うかもしれませんが、看護師の方が気胸の疑いとあると思われた場合は早急に診察して貰えるので安心して下さい。

 

「息苦しい」「胸が苦しい」「背中が痛い」などのキーワードを伝えるとより緊急性が増すと思われます。

 

 

 

そしてもし、看護師の方が「辛いですか?横になりますか」と急に優しくなれらたら、あぁ・・・自分は気胸なのかもしれないと悟っても良いかもしれません。

 

何度もそんな経験をしてきたので。

 

というか、2回目からは自分で「気胸だと思いますが・・・」と前置きできるようになります。悲しいですけど。

 

 

 

ちなみにこれは僕が初めて気胸になった時の診察から治療、入院までの流れになるんですが、あまりの急展開に「え・・・ええ〜って」ってなったので、皆さんも知っておいた方が良いかもしれません。

 

 

 

 

それではオラっちさん、今呼吸が苦しくて、胸や背中が痛いって事ですが・・・・・これは多分気胸だね。ちょっとレントンゲン撮ってみないと分からないけど・・・・・これはきっと気胸だね!


 

 

ん?き、気胸?あ、はい・・・分かりました。とにかく苦しくて我慢できないのでいますぐにお願いします・・・。


 

 

 

と言われそしてすぐにレントゲンを撮った訳ですが

 

 

 

 

やっぱ気胸だったわ!ビンゴ!!じゃあ、今からドレーンを入れるので横になって!!


 

 

えっ、ええ!!な、なんすかドレーンって!なんすかっドレーンって!!入れるってなんすかぁ〜!!


 

 

 

グサッ!!

 

 

えええええええええ〜\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

 

といきなり診察室の横の部屋でグサッっといかれてもうそれはそれは、なにィ〜この展開の早さ何!?と面喰いました。

 

病院の人は手慣れたもので落ち着き放っているのですが、僕は「えっ、気胸って何?」「えっ、これから何されるの?」って事で初めは不安で一杯でした!!

 

ドレーン、麻酔などの言葉が出てきた時は一気に汗が噴き出した事を今でも覚えています。

 

 

 

という事で、次は気胸になった時の治療方法についての思い出です。

 

しかし、人によってはこんな風に思われる方がいるかもしれません、

 

 

・何をされるのか分からないから恐い!

 

・何をされるのか分かる方が恐い!

 

 

 

このように両タイプの方がおられると思うので後者の方は退出した方が良いかもしれません!

 

僕も何度もやってるから慣れるというタイプでは無く、あの恐さを知ってるから余計に恐く感じるタイプなので。

 

とにかくもう2度とドレーンなんて体に差したくない程に大嫌いです。

 

ドレーンちくしょうめッ!!

 

 

 

 

 

肺気胸の治療法

肺気胸の治療法ですが小さい穴であれば自然治癒する場合がほとんどです。

 

その場合、胸腔(きょうくう)に溜まった空気は血液に混ざり排出され肺も穴も自然と塞がるようです!!

 

なので自宅で安静にしておくパターンと、念のために入院して安静にしておくパターンがあるようです。

 

 

 

 

 

しかし僕のように大きな穴になれば胸腔(きょうくう)に空気がたまり、自力での回復は無理な状態です。

 

なにより痛みと呼吸困難で一刻も早くこの苦しみから脱したいと思うほどシンドイので、

 

なんとか我慢して治るのを待とうなどという考えにはなりません。

 

 

 

そこで肺気胸の治療法としてはドレーンという管を体に差し空気を抜く方法が一般的だと思います。

 

この管が胸腔(きょうくう)に溜まった空気を吸ってくれてしぼんだ肺が徐々に膨らんできます。

 

 

肺気胸の治療法(ドレーン)画像

 

 

病院で脇らへんから管を垂らして、こんなデッカイ機械を引きずりながら歩いている人はドレーンが肺に刺さっている人です。

 

片側(黄色)には液体が入っていて空気は抜けていればポコポコという音がなっています。

 

 

 

音が鳴っているという事は空気がしっかり吸えているという事ですし、逆にまだ肺に穴が空いているという事でもあります。

 

そして肺の穴をふさぐ方法と言うのは特になくただ待つ!それだけです。

 

空気が抜けて肺が広がってくると自然と穴も塞がってくれます!

 

レントゲンで肺の広がりと空気の漏れをチェックしてお医者さんがOKと判断されればドレーンを抜いて

 

1日、2日様子をみて肺がしぼんでいなければ晴れて退院となります!!

 

 

 

ちなみに肺気胸の症状がひどい場合は治療には必ずこのドレーンを使用します。

 

しかし何度も再発するようだと「内視鏡手術」も必要になってくる人がいると思います。

 

 

内視鏡手術の画像

 

僕も2度したのですが、肺にブラと呼ばれるイボみたいなモノを取り除くための手術で全身麻酔の大掛かりな手術になります。

 

 

このブラが結構厄介で肺に穴が空きやすい要因となってしまうんです。

 

なので肺気胸になった場合はまずドレーンで空気を抜き肺を膨らませる

 

また医師と相談のうえ内視鏡手術もする場合があると思って下さい!

 

 

内視鏡手術の体験談

 

ブラって一体何者?

 

 

 

肺気胸は再発率が高い病気と言われているので一度なってしまった方は不安な日々を過ごす事になると思います。

 

僕のように5回もならないことをただただ祈るばかりです。

 

 

 

ちなみに肺気胸は再発しやすい病気で、先程も言いましたがドレーン治療した場合の再発率は50%ととも言われています。

 

なんども苦しい思いをする可能性がある憎たらしい病気ですが、何度も入院や手術をするってことはお金も相当かかります。

 

まあ5回もなる人は珍しい方なのかもしれませんが、5回なった僕の経験からすると「生命保険」と「高額療養費制度」の事はしっかり考えておいた方が良いです。
ざっくり説明すると、

 

 

 

<生命保険> ⇒ お金が貰える

 

<高額療養費制度> ⇒ お金が返ってくる

 

 

 

です!!さすがにざっくりすぎました!?

 

ただこの2つの備えがあるだけで高額な内視鏡手術を受けてもほとんど出費はありません。むしろプラスに転じたんじゃないかって位お金の心配は無くなります。

 

僕は気胸にならない方法は教える事は出来ませんが、お金の事で損をしない方法なら教えられます。

 

 

別記事にて紹介しているのでまた良ければ勉強してみて下さい!!

 

肺気胸の治療費・手術費用

 

高額療養費制度とは!?

 

生命保険の給付金はいくら?

 

 

 

肺気胸は1年以内に再発しやすいので、もしかしたら生命保険は入れない可能性もあります。

 

僕の場合は1回目気胸になった時は、生命保険入って無かったです。

 

しかし気胸になった事を聞きつけた友達のお母さんの勧めで生命保険に加入しました。

 

 

あの時は正直面倒くさいなと思いましたが、今思いかえせばそのあと4回も気胸になったので入っていて良かったと思ってます。

 

備えあれば憂いなしって奴ですね。

 

肺気胸の予防法・・・・肺気胸との闘い編!

最後にですが、僕は何もせずに毎年のように肺気胸を待っていた訳ではありません!

 

自分なりに肺気胸にならないように努力してきました。

 

しかし結果的に5回も肺気胸になった訳です!!

 

つまりどういう訳かというと・・・・・残念ながら現在のところ・・・・

 

 

肺気胸に予防方法は存在しない!!

 

 

という事です。

 

気胸のほとんどは命に係わる重大な病気ではない為に、パンクしたタイヤは修理すれば良い!という位に思われているのかもしれません。

 

実際に僕も色々気胸を予防する為に頑張りました。

 

 

タバコが気胸になる原因なのでは無いか!?

 

そう思って気胸2回目後に煙草をキッパリ辞めたのですが、3回目の気胸が再発しました。

 

 

ガリガリの体質に問題があるのではないか!?

 

そう思って、会員制のスポージムに通い細マッチョを目指しました。

 

結果、太れない体質を克服できなくて細マッチョにはなれませんでした。

 

 

毎年夏か秋の頭に気胸で入院する!

 

夏バテで体調を崩して、それが関係して気胸になっているのではないか!?

 

と思うんですが、結局夏は遊び重視でくたくたになるまで遊びまくる!

 

 

 

 

 

このように僕は自分で色々考えて気胸を予防しようと思ったのですが、結果的に5回も肺気胸になってしまいました。

 

しかし5回目に内視鏡手術をしてからは再発していません。

 

そこから考えて見たんですが、最後に気胸になってからの気づきを自分なりに考えてみました。

 

 

 

手術する病院を変えた!

 

僕は3回目の時と5回目のときに内視鏡手術を受けました。

 

3回目の時、お医者さんに内視鏡手術を受ければ再発の可能性は3%位だと言われて、苦しい手術にも耐えたのですが、4回目が再発してしまい僕は絶望します。

 

しかし、あの病院で受けた内視鏡の手術がまずかったのではないかと今では思ってる。

 

 

 

3回目はA病院で、5回目はB病院という感じで別の所で手術を受けました。

 

やはり沢山の治療実績がある病院の方が、気胸の手術も上手いんじゃないかと思っています。

 

 

なので何度も再発する事を悩んでおられる方がいたらまず、肺にブラがある事を疑うべきです。

 

ブラがある限り何度も再発する可能性があります。

 

だから、ブラを綺麗さっぱり取り除かないとイケないので、医者の上手い下手があるんじゃないかと思います。

 

なので、内視鏡手術を検討するなら治療実績が豊富な病院で手術する事で、さらに再発率を下げる事が出来るんじゃないかと、僕の経験から思います。

 

 

しかし・・・・どうやって病院は調べるんだ!?

 

そう思われた方は【気胸の診療科は何科を受診?あと気胸で有名な病院はどこ?】を読んでみて下さい。

 

参考になるかもしれません。

 

 

 

 

最後の手術から体重が7sくらい増えた!!

 

再発しなくなってから1番の体の変化といえば体重の増加です。

 

最後に手術を受けたと時は52sぐらいだった体重が60sになりました。

 

再発を繰り返してた時は、いくらスポーツジムに通っても体重が増えなかったのですがちょっと方法を変えただけで筋肉が付きやすくなって体重も増えました。

 

もともとガリガリであばら骨が見える程痩せていた自分の体は、人には目せたくないほどのコンプレックスだったので、体重が増えて体を気にせず海に行けるのはとても嬉しいです。

 

 

たださっきも言ったように体重が増えたからと言って気胸の予防になる訳ではないです。

 

しかし、気胸体型の人は細い体にコンプレックスを抱えてる人も多いんじゃないかと思う。

 

参考になるか分かりませんが、体重UPにチャレンジしてみたい方はコチラの記事をどうぞ。

 

 

 

肺気胸克服の為に筋トレをしようとスポーツジムに通う!!ウエイトアップの失敗と成功のワケ

 

 

最後の最後に・・・・

 

僕はもう30歳過ぎて、気胸になりにくいと言われている年齢になりました。

 

しかし、定期的に背中の傷みだったり胸の傷みだったりで「気胸!?」って感じで焦ることがあります。

 

僕は今でも、いつ6回目が来てもおかしくないとビクビクしながら生活しています。

 

 

だれか!!マジで!!気胸をこの世から無くしてくれ〜!!

 

以上オラっちの気胸の体験談でした。