肺気胸の体験談

気胸3回目の入院で今までと変わった事と言えば

3年連続で夏の時期に気胸になり入院する事になったのですが、この3回目では1回目2回目では無かったある変化があります。

 

 

自力で病院に行くのが困難

1回目と2回目は苦しいながらにも何とか自力で車を運転して行ったのですが、この3回目はとても苦しく自力でいくのは困難と判断し両親に病院に車で送って貰いました。結構当たり前な事なようですが3回目で初めてでした。

 

 

彼女が出来ていた

んな事どーでもいいわ!と思われれうかもしれませんが1回目、2回目の時にはいなかったのですでに顔見知りの看護婦さんからは「あら、今年は彼女付きなのね」と言われました。やはり彼女がいるといいもんです。ちなみにのちの奥さんとなるお方です。

 

 

内視鏡(胸腔鏡)手術を受けた

まあこれが3回目のビックイベントになるんですが、3回目となるとさすがに先生も「やりましょう!」って言った感じで、僕もさすがに「いやっ」とは言えない様な状況なわけです。3年連続3回気胸・・・・しかも全部左の肺となるとやはりブラだったりが疑われるわけでいいかげん覚悟を決めないとって感じで手術を受けることにしました。本当はめちゃめちゃ嫌でしたよ当然。

 

肺にブラがあると肺気胸を再発しやすい!で、ブラって何?

 

肺気胸の治療方法(ドレーン/内視鏡)を体験談を交えて紹介!

 

 

 

 

今回の肺気胸の体験談は主に初めての手術の話を中心に話していきたいと思います。

 

いやぶっちゃけその事しかあまり覚えてないっていうのが本音ですが・・・。

 

 

 

 

 

内視鏡(胸腔鏡)手術の説明やら全身麻酔の説明やら

今回も気胸で病院でまずされたことはドレーンの治療を受けた事です。

 

これは今までと同じで数日間痛みとの戦いだったのですが、それと同時進行で手術の準備が進められました。

 

 

 

まず内視鏡手術を受けると決断しても病院のスケジュールなどもあるので、もちろん空いてる日にしか受ける事は出来ません。

 

 

 

 

手術の日程ですが早くても空いてるのが1週間後のこの日しかないんですが大丈夫ですかね?


 

 

1週間後ですか・・・・・・むしろ喜んで!!すぐに手術だと心の準備がまだ・・・・かと言って考える時間もあるってことか・・・・

 

 

まあ心配なさらんで下さい!手術といっても全身麻酔で寝てるだけなので。起きた頃にはもう終わっていますからね。


 

 

はぁ・・・・・まあそうなんだろうけどやっぱり怖いですね。

 

 

やはり初めての事で恐怖心というのは強かったです。何が怖かったって起きた頃には天国に行っているんじゃ無いかとか考えたらとても怖くなりましたね。あと脇腹に穴を空けられる事も知ってたから、それを想像してはひとりモンモンとしていました。いや今回は彼女という心強い味方がいたので少しはリラックスしていたとは思いますが。

 

そして後日先生から手術の内容やリスクなどの説明がされました。

 

 

 

 

手術の方法ですが一般的に気胸のブラを切除する場合は、開胸手術と内視鏡手術があります。この2つの違いは胸を空けるか脇から手術するかの違いです。そして前者は術後大きな痛みを伴いますが、今回は後者の内視鏡(胸腔鏡)手術という方法でやりますのでご理解下さい。


 

 

肺気胸の内視鏡手術の画像

 

 

 

 

手術の時間は大体2時間くらいで、この肋骨の辺りに3つの穴を空けてそこから肺に出来たブラを切除していきます。開胸手術に比べてこの内視鏡の手術だと術後の痛みが大分抑えられると思います。とは言っても痛くないってことは無いですけどね。わっははははは!


 

 

あっ、そうなんですか・・・よかったです。痛いのはいやなので。ってか胸を開くって想像しただけでも倒れそうです。

 

 

あ、そうそう。この内視鏡の手術をすることで気胸の再発率っていうのは5%以下にさがります。もう二度と再発しないとは言い切れませんが頑張りましょう。


 

 

5%・・・・!!そんなにも低くなるんです。じゃあもう気胸とはおさらばですね!頑張ります。

 

 

 

手術のことに関してきちんと説明して貰えたのですが、僕の場合は不安が取り除けたというよりはよりリアルな想像できるようになってさらに不安になりました。ちなみに気胸の再発率ですが、5%じゃなくて3%って言われたような気がします。えっ、そんなにも低いの?ってびっくりしたのを覚えています。(ただタイトルにもあるように4回目、5回目となるんですが・・・)

 

 

あと手術までの所で全身麻酔をする事でのご自身の許可を得るって作業があった思います。全身麻酔を背中からやって持続時間はこれだけでってことやもちろんリスクの事も説明されたうえでやりますか?大丈夫ですか?っていう確認です。ちょっとリスクとかの話を聞くと怖いですがNOとは言えない状況ですよね。もちろんYESと答えました。

 

 

 

 

運命の手術の当日を迎えたわけで・・・

手術の前日は食べたモノが残っていないように夕食抜きでした。また夜はグッスリ眠れるようにと「睡眠薬いりますか?」と看護師の方に言われたのでもちろん!と答えました。

 

やはり睡眠薬を貰ったのは正解で夜不安で眠れないという事はありませんでした。

 

そして朝にしっかりウンチも出て手術に向けて準備万端って感じでドキドキしながら待っていたんですが、手術前の準備として鼻から管を通されました。呼吸の確保のためか胃カメラ位の管を「飲み込んで下さい!」と言わオエオエ言いながら飲み込みました。

 

 

<そして運命の手術室へ・・・・>

 

 

すこし前の手術が長引いていて予定の時間より遅れたのですが、その時はやってきました。

 

あのテレビでも見たことあるような移動ベットをみたいなやつに乗せられて手術室に向かう訳です。

 

もう心臓はバクバクで心ここにあらずって感じでした。

 

そして背中から麻酔の針をさされてそこから記憶が全くないです。当たり前ですが本当に無いのです!(しつこい)

 

 

 

ただ今でも覚えているのが手術が終わって手術室で看護師の方に

 

 

「オラっちさん・・・・オラっちさん・・・・・手術・・・・・終わりましたよ・・・・おらっち・・・・」

 

 

と肩をトントンされて目が覚めました。そしてそこから上手く呼吸が出来なくてパニックなったを今でもよく覚えています。

 

ほんとに苦しくで海で溺れたように必死に顔を上げて呼吸をしようともがいていました。

 

あれがホントに死ぬかと思う位苦しかったです。

 

 

 

 

 

そして自分のベットに戻って気付いたのですが・・・・

 

 

チ○コの先っちょになんか刺さってるーーーーーーー!!!

 

 

いっつもオシッコ出る所に管ささっとるーーーーー!!

 

 

 

えっ、えっ、これはどういうこと?手術前には無かったよ!

 

ってことは手術中にオラっちのチ○コ触られて挿入された訳?

 

今思うと興奮する訳ですがその時はちょっとした羞恥心がありました。

 

そしてちょっとしてその管を看護師さんが抜きに来るわけですがちょっと痛かったです。

 

 

 

しかし弱った時って不思議ともうなすがままって感じ恥ずかしいとか照れとかってあんま無いですね。

 

自分の小さいチ○コ見られて嫌だなって今なら思うけど、あんときはとにかく終わった安堵感の方が強かったかもしれません。

 

 

 

そして手術した翌日には歩くまでに回復してました。

 

回復したというより歩かされました。なんか歩いたほうが回復が早いと言うことで。

 

記憶には無いのですがそのあと4、5日で無事に退院できたと思います。

 

とても怖い思いをして受けた手術でもう二度と受けたくないです。

 

 

 

 

そして当然のように退院の時に高額な医療費を請求される訳ですが「高額療養費制度」によって、支払う金額は最小限に抑えられ内視鏡手術を受けたことで今回は生命保険から多額の保険金を頂いたのでトータルで見るとプラスになったのかなと思います。ただ仕事を休んで給料が下がった、有給を多く消化したことで査定が低くなったなどの影響でどっこいどっこいだったのかなと思います。

 

肺気胸でお困りの方は必ずこの「高額療養費制度」の存在と「生命保険」の加入はしておいた方が良いのかなと思います。

 

肺気胸の治療費・手術費用と損をしない為の2つの大事な事!

 

高額療養費(医療費)制度で気胸の治療費を最大限抑える方法

 

 

肺気胸にならない為にこうしろってアドバイスが出来なくて申し訳ないのですが、お金を損しないようにって事はアドバイスできます。

 

また参考にして見て下さい。

 

 

 

ではこれが肺気胸3回目の体験談でした。

 

まだまだあるよ〜!!

 

 

 

 

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