肺気胸の手術・治療方法は主に3つ！気胸の重症度によって変わってきます

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肺気胸の手術と治療内容

肺気胸の治療方法ですが、気胸になったら必ず手術をする訳では無く、肺の虚脱（きょだつ）の程度によって治療方法が変わってきます。

気胸と言えば、

『胸にドレーンを刺されて痛い』

『全身麻酔の内視鏡の手術を受けた』

という痛いエピソードを良く耳にしますが、必ずしも入院する訳では無いです。

気胸軽度の場合は自宅で安静にして様子を見る場合もあります。

ちなみに気胸になった場合の治療方法としては大体この3つになります。

＜肺気胸の主な治療＆手術内容＞

自然治癒（自宅療養）　⇒　軽度
胸腔ドレナージ（ドレーン）　⇒　中度、高度
胸腔鏡手術（内視鏡）　⇒　中度、高度

気胸の主な治療・手術内容はこの3つで、肺の状態によって病院の先生が判断されます。

そして、その他の治療・手術としてこの様なモノも存在します！

＜肺気胸のその他の治療＆手術内容＞

胸膜癒着術(きょうまくゆちゃくじゅつ）
開胸手術
カバーリング法
胸腔穿刺（きょうくうせんし）

気胸の治療方法といっても結構色んな種類があるんですよね。

正直治療内容を聞いても、難しそうな名前ばかりで何をするのかイメージすら出来ませんが、肺の状態によってどんな治療方法の可能性があるのか解説していきたいと思います。

自分の経験からなので絶対という訳ではありませんが、大体こんな感じになるのかなって想像してみて下さい。

肺の重症度別の治療・手術方法

まず、肺の虚脱（きょだつ）具合には軽度、中度、重度の3段階があります。

これはレントゲンを撮った時の、肺の大きさによって判断が出来ます。

【軽度の場合の治療方法】

気胸軽度の治療内容の画像

軽度の判断基準

肺尖（はいせん）と呼ばれる肺の頂上部が鎖骨より上にある状態

治療内容

自宅で安静にしておく（定期的にレントゲン）

入院して安静にしておく（定期的にレントゲン）

軽度の場合は自然治癒で治る場合が多いので、安静にして様子見となります。自宅で安静の場合と入院して安静の違いは、病院の先生の判断基準の違いと思っていいかもしれません。自宅だとどうしても安静に出来ないという場合なども入院をすすめられるかもしれないですね。

ポイント

軽度と言っても、症状が出てからすぐ病院に行った場合と、症状が出てかなり時間が経ったからではまた違うと思います。なぜなら症状が出てすぐに病院に行った場合は、これからどんどん肺が萎んでいく可能性があるからです。その点、時間が経っても症状が軽い場合はそういう不安は無いのかもしれません。なので安静にしていても、軽度から中度になる場合もあると思っておくことも必要かもしれません。

【中度の場合の治療内容】

気胸中度の治療内容の画像

軽度の判断基準

肺尖（はいせん）と呼ばれる肺の頂上部が鎖骨より下にある状態

治療内容

胸腔ドレナージ（ドレーン）　

胸腔鏡手術（内視鏡）　

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